スモトリに重金属酸性雨やドーモニンジャスレイヤーサンと妙に礼儀正しい敵との挨拶など、独特の和風サイバー世界観が面白いニンジャスレイヤー。
なのだけど、主人公のニンジャスレイヤーがスーパーチートの最強キャラという揺るぎようのない存在で、ニンジャが現れてはニンスレが抹殺することの繰り返しで、1巻の時点ですでにおなかいっぱいという有り様だよ。
そいで2巻。
航行中の旅客機での閉ざされた空間を舞台にした戦闘は緊張感があって盛り上がった。タノシイ!
味方をしてくれてるナンシーが必死に助けを呼びかけてるのに、ニンジャスレイヤーは過去のトラウマでフートンの中で悶えまくる三連コンボとか、ニンスレが瀕死状態のドラゴン・ゲンドーソを背負って歩いてたら敵と遭遇して、師匠を空中に放り投げて敵を撃破。落下してくる師匠を再びキャッチして二人とも平然として状況を分析しているのはシチュエーションコメディとでもいうんだろうか。ユカイ!