マンガ 化学式に強くなる

「マンガ 化学式に強くなる さようなら「モル」アレルギー」高松正勝原作 鈴木みそ漫画(ブルーバックス2001年)

 花火の化学変化をはじめとして、電子価や化合物に陽子と原子核など、そういえば中学生のときにそんな授業があったなと思いつつ、必死に理解しようとしてオーバーヒートして、ちょっと詰め込みすぎで自分にはしんどい。

 それでも6.02×10の23乗のモルの概念とかは比較的わかりやすくかかれていると思うよ。

 表紙絵の女の子はかわいく描けてて、作中ではクレヨンしんちゃんみたいになったりと表情が豊か。研究生のお兄さんに化学のことを教えてもらう女の子は、優秀ではないし、化粧で顔をつくるとか下ネタ方面とかの話題に敏感でワガママなところが現実すぎて、作品としてだいじょーぶかと心配。