郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ

郵便と糸電話でわかるインターネットのしくみ」岡崎裕史(集英社新書2006年)

 サーバとかルータとかTCP/IPがどんな仕組みで使われているのか、実際の運用はどうなのかが知りたかったので、郵便と糸電話という身近なものでたとえてくれるのなら理解しやすいだろうと思ったら、難しい。

 郵便と糸電話のたとえは全体の5%ほどしか使われておらず、しょっぱなから略称を連発して、読む側が必死になって略語の正式名称を覚えている間もなく、次から次へとすでに読む側は知っていて当然というペースでインターネットのセキュリティやらなにやら講義形式で解説していくんだけど、なんともしんどいです。